広大な火山地帯。この前行った九州の霧島に何となく似てなくもないが、規模が全然違う。また標高が少し高いせいもあって草木が極端に少なく、ぺんぺん草一本生えていないといった感じである。雪や氷河でトッピングされた大小様々な火山、噴気口、溶岩流の跡、息を飲む美しさの火口湖、それに露天風呂(今まで入った中で最高だった)など数日は楽につぶせるだけのアトラクションが詰まっている。ただあまりに生物の臭いがしなくて、殺伐とした印象を受けた。
ここから前の写真のソルスマルクまでの4日間のハイクは、簡単で火山・砂漠・氷河・緑の風景の移り変わりを堪能できる、アイスランドのベストハイク。(2年目はこれだけのためにアイスランドに行った。)
ヨーロッパ人は火山を見慣れないせいかランドマナロイガの人気は異常に高い。別の町であったフランス人は、アイスランドは3回目だがあそこは最高だ、とさかんに力説していた。しかしこれ読む?とプレイボーイ誌をあげたら、途端に一緒にいたオランダ人と「この娘の○○○○は…」などと熱心に論評を始めた。どこの国の男も考えることは一緒だと思った。
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