大小3つの氷河とそれらから流れ出る小氷河に囲まれた谷。いくつもの川が流れ出て一つに合わさる。アイスランド唯一の森があり、木、草、そして苔の緑が複雑に混ざり合って実に美しい。格好のデイハイクのコースが数多くある。
最初の年に山の上の方の氷河の末端にどうしてもタッチしたくてがしがし登っていったら、タッチはできたがどうにもこうにも下りられなくなって非常に困った。翌年には別の氷河の末端まで歩いていき、帰りに行きと同じじゃつまらないと思って看板に崩壊通行不可と書いてある道を選んだら本当にその通りで、濁流の川のすぐ横のボロボロの道を命を縮める思いでアスレチックもどきに戻った。しかしそれでもここはアイスランドで最もお気に入りの場所の一つである。

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