レイキャビークからバスで3時間くらいのブレイザフィヨルズル湾でのセイリングツアー。アイスランドに来る前に研究所で隣りの研究室に来たアイスランド人の女性から奬められていたのでとった。
ツアーそのものは湾内を小さな船で2時間くらい走り、島の崖に鳥が沢山巣を作っているのを見るといった他愛のないものだが、ツアーの最後に海の底を引っ掻いてウニやホタテを取り、その場でかっさいて食べさせてくれる。あらかじめ聞いていたので、ワインまで持参して気合いを入れてがつがつ食べ始めた。(醤油とワサビも持っていくべきだった。)
ところが私以外の観光客は全員ヨーロッパ人だったのだが、彼らの半分は生ものということで手もつけず、食べた人も一個で沢山という感じなのである。10分もすると完全に私の独壇場となり、港に帰るまでの1時間あまりひたすら食い続けた。船員の人もあきれて途中で船室に戻ってしまい、それからは道具を借りて自分でかっさいて食い続けた。
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