From: OKA Eitarou [mailto:eoka@aori.u-tokyo.ac.jp] Sent: Thursday, May 27, 2010 4:49 PM Subject: 北太平洋ARGOフロートデータ: 重要なお知らせ 「北太平洋ARGOフロートデータセット」ユーザー各位、 東大・大気海洋研の岡です。(所属、メールアドレスが変わりました) いつもアルゴデータをご利用頂き、ありがとうございます。 今年の4月7日に国際Argo運営チームから、Argoデータの圧力バイアスに 関する勧告が発表されました(和訳が以下のページにあります)。 http://www.jamstec.go.jp/ARGO/argo_web/news/ImportantNotice.html その内容は、一部のフロートデータの圧力値に大きなバイアスが 存在しうるというものですが、この件に関して本データセットのデータを 過去にさかのぼって修正することは特に考えていません。その理由は、  ・大部分のフロートデータではバイアスは1-2dbar程度以下であるため  ・大きなバイアスを持ったデータはデータチェックの段階で   除去できていると考えられるため です。 ただし、全球海洋貯熱量のように、わずかな圧力バイアスが大きな 影響を持ちうる研究に使用される場合は、本データセットではなく、 勧告の通り圧力補正された遅延品質管理データのみを用いることを 強くお勧めいたします。 この件に関してご不明な点がありましたら、お尋ねください。 また、ご連絡が遅れましたことをお詫びいたします。 今後ともよろしくお願いいたします。  データWeb: http://ocg.aori.u-tokyo.ac.jp/member/eoka/data/NPargodata/index-jp.html  (Webアドレスも変更になりました)