自己紹介
1970年東京生まれ。実家は新宿で、旧海洋研究所から自転車で5分くらいのところにあります。昔はごく普通の住宅地でしたが、最近は単身者向けマンションだらけで、人が住むには適さない場所になってきました。
大学入学後、いわゆる体育会の運動部に入り、以後4年間運動ばかりしていました。現在は大分違うそうですが、当時は練習優先で、授業は私たちが「実」と呼んでいた、体実・実験・実習くらいにしか出たことがありません。3年生になるときに地球物理学科に進学を決めたのも、「実験・実習が少ないから」でした。
4年の秋に部活を引退し、勉強を再開。当時は古気候に興味を持っていたので、気象をやろうかなと思っていたのですが、5年生のとき、先に大学院に進学していた同級生の一人が「気象よりも海洋の方が面白そうだよ」と言うので、「そうなのかな」と思い、海洋を選択しました。
数値モデルよりは観測の方に興味があったので、大学院の研究室は海洋研を選び、黒潮の研究を始めました。しかしまもなく、今度は海外旅行にハマッてしまい、大学院6年間のうち、半年は観測船の上、半年は海外にいました。かなり不真面目な学生生活でしたが、年を取ると色々な経験が活きてくるので、やっぱり学生はよく遊んだ方がよいと思う今日この頃です。
2000年3月に大学院を修了。ちょうど発足したばかりの地球観測フロンティア研究システムに拾って頂き、以後6年間、アルゴという国際観測計画の観測網構築に携わりました。2006年春に古巣の研究室に戻り、また観測船に乗ったりしているうちに、早くも8年目になってしまいました。最初は自分のような人間が「先生」をやっていることを心苦しく感じていましたが、最近ではだんだん感覚が麻痺してきました。
現在の趣味はスポーツ、酒、囲碁など。旅行は忙しくて今や全く行けません(学生の皆さん、旅行に行けるのは今のうちだけですよ)。スポーツは若かりし頃はアメフトやっていましたが、引退後海洋研で草サッカーを始め、以後JAMSTEC、サンディエゴ(グランド環境抜群でした)、また海洋研、と15年以上続けています。家庭では4児の父。自分の時間が欲しい。。。
(2013年5月5日更新)