1. 計算方法 15秒毎に計測された後方散乱係数および雲底高度から5分平均値を計算.後方散乱係数は単純平均. 雲底高度は,自動判別された第1〜3雲底高度をすべて使用し,鉛直の各格子点において±50mの範囲内の雲底高度の出現回数を数え, 最も頻度の高い格子点の範囲内の雲底高度の平均を計算した.最頻値が複数の高度にみられる場合は,最も低いものを雲底高度とした. 2. データの欠測 "Light path obstruction" ALARMが時々発生した.ALARMはステータスデータのファイルをご覧ください. CTD観測中に揚げる船の信号旗がシーロメーターの頭上にきたことが原因のようである. 4月16日(?)以降は信号旗の掲揚を中止した.詳細は首席にお問い合わせください. 5分平均データを作成する際は,計測がちゃんとできなかった可能性のあるデータ(Detection status = '/')を除いた. 5分間の中でデータが50%以上欠ける場合は,後方散乱係数および雲底高度を欠測とした(-99999). 3. データファイルの説明 1行目:年 月 日 時 分 雲底高度 2行目:高度(m) 後方散乱係数 ・ ・ 雲底高度"-99999"は,雲底が検出されていない,もしくは欠測. 後方散乱係数の単位(10-5 srad-1 km-1). 日時は平均区間の始めの時刻を表す. 4. 読み込みのサンプルFortranプログラム open(10,file='./H_5min.txt',status='old') do i=1,1000000 read(10,*,end=150) iyear,imonth,iday,ihour,iminute,cbt do k=1,771 read(10,*) ih,s end do end do 150 close(10) stop end