みらい乗船記

観測設備 〜海洋観測〜

CTD/採水やXBT/XCTDによる観測のための設備も充実しています.

12本掛けのCTD/採水器を下ろすウィンチとガントリー. 白い建物の下の方の扉は採水器室です(左写真). ここで採水を行います. また, 上方窓のある後部操舵室はCTD観測の オペレーションルームになっています. 右はCTD観測を開始するときの風景です. CTD は Seabird のものです.
後部操舵室内にある CTD・採水器の船上局とデータの取り込みを行うパソコン. 観測中のデータの取り込みは Seabird のソフトウェアで 行われ, パソコンのモニタには各成分の鉛直プロファイルが 表示されますが, その様子は各居室のテレビモニタでも見られる ようになっています.
24本掛け, 36本掛け, 大量採水などの採水器を 吊り下げるケーブルのスウェルコンペンセータ (張力自動調整機). これらの採水器のための採水器室は第2甲板の最後部にあり, 観測時も最後部のAフレームで吊ります.
そのアーマードケーブル. ちなみに, 添えたのは私の親指です. 非常に太いことがわかります.
24本,36本掛け採水器の置いてある採水器室です. 天井がAフレームの目の前のハッチになっています.
同じ採水器室に整然と並べられているボトル.
XBT や XCTD のランチャー. 8本までプローブを装填できる リボルバ式の自動投下ランチャーです. 写真は, プローブが出ていくところのふたが 開ききらなくなったので修理中のところです. 上のふたの開いているところが装填するところです.
船体から突き出たプローブの出口.

YANAGIMOTO Daigo
Last modified: Tue Mar 21 19:29:30 JST 2000