みらい乗船記

3/22 レグ3小パーティ

北緯30度に到達, 午前中は中層フロート(APEX)の放流とCTD観測がありました. 天気は快晴でしたが, もはや南国の海ではなく, 半袖では結構涼しく感じられました.

恥ずかしながら, 予定よりも早まっているのを知らず, 甲板にノコノコ出ていくとほんの数分前にAPEXを投入したとのこと. 海洋研で投入しているALACEやProfile ALACEと同様, あっけなく終わったとのことでした. 海洋研では, 水中での姿勢を保つための「つば」に フックをつけて投入するのは「つば」が壊れそうでいやなので, フロートをロープで抱き抱えるように投入してますが, JAMSTEC ではマニュアル通りに「つば」にフックをかけて やっているようです. 今回も周りからは不安に感じられたようですが 意外に「つば」は柔軟で大丈夫のようです. 投入はこのAフレームで吊って行われました.
化学の人たちも大慌てでCTDに測器を取りつけていました.
予定より30分早く開始されたCTD観測.

その後, 午後からはかなり揺れ始め, 私も夕食はかなり残してしまいました. この船は減揺装置があるからまだいいけれども, このうねりの中, 白鳳丸ならばおそらく欠食者が何人も出るくらいではないかと思うほど, この航海で一番の揺れです.

そんな「大揺れ」の中, グアム〜八戸間のレグ3の打ち上げとして, 小会議室にて小パーティが開かれました. これはお開きのときの様子です. みなさん食は進まず食べ物はなかなか減りませんでした. 左側, 席を立っていらっしゃるのが本船通信長, その向かい側で川辺さんのとなりに座っていらっしゃるのが, 本船機関長. 機関長は「むつ」時代にも乗られていたそうです.
パーティのあと数人で北川さんと私の部屋で 2次会をやっていました. これは機関長がグアムで購入したプエルトリコのラム. 甘く味付けがされていたようですが, 香りがよくて何杯もいけました. すっかり空いてしまいました.

YANAGIMOTO Daigo
Last modified: Thu Mar 23 01:23:53 JST 2000