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XEmacs 21 にてリモートのファイルに SSH 接続でアクセスする


標準的に利用される efs (昔の ange-ftp が進歩したもの) では FTP 接続しかできない.
SSH 接続で利用するには, 代わりに tramp を利用する.
tramp は XEmacs 21 に標準で付いている.

マニュアルは http://www.nongnu.org/tramp/tramp_ja.html にある.

efs と同様 find-file や dired で利用できる. つまり C-x C-f で起動してファイル名
またはディレクトリ名を指定すればよい.
Emacs では efs と同様の書式でファイル名を指定できるようだが, XEmacs では
他のソフトが邪魔をして efs を優先して利用しようとするため, どうしても
efs が起動してしまう.
それを避けるには, XEmacs 独自の指定方法を利用する.

具体例
・ リモートマシン remote のファイル $HOME/file.txt を開ける
     /[remote]~/file.txt
・ リモートマシン remote のディレクトリ $HOME/dir を開ける
     /[remote]~/dir
・ リモートマシン remote のアカウント user のファイル $HOME/file.txt を開ける
     /[user@remote]~/file.txt
・ リモートマシン remote のアカウント user のディレクトリ $HOME/dir を開ける
     /[user@remote]~/dir

【注意】
通常何も設定しないで使うと, mimencode で base64 化して転送を行なうので,
双方に metamail パッケージ(mm2.7)の mimencode コマンドがインストールされている
必要がある. これはフリーソフトなのでインストールされていない場合がある.
uuencode で符号化して転送する方法もあるが, マニュアルによると, AIX の uuencode
は使ってはいけないようである.


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