計算機メモ目次 (目的のページと内容が一致しない場合, 目次から探してください)

Solaris8 上で Apache 2.0.49 を構築する 《古い》


必要なもの
  httpd-2.0.49.tar.gz
    2.0.48 以前のセキュリティバグを修正した版なのでこれを使うべきである
  OpenSSL (mod_ssl 用)

コンフィグレーション
  CC=/opt/SUNWspro/bin/cc CFLAGS="-g -O" \
    ./configure --prefix=/home/public/apache2 \
    --enable-mods-shared=all \
    --enable-ssl --with-ssl=/usr/local \
    --enable-suexec --with-suexec-safepath=/usr/local/bin:/usr/bin 

ビルド
  make

  注意: シンボリックリンクを張ったディレクトリ上でビルドを行なってはいけない

インストール
  make install

設定
  httpd.conf と ssl.conf をサイトにあわせて変更する.
  httpd.conf において変更するべき主なディレクティブ:
    User
    Group
    ServerAdmin
    ServerName
    DocumentRoot
    <Directory "$DocumentRoot"> の Options (Indexes を外して MultiViews 追加)
    DirectoryIndex (MultiViews を使うので index のみとする)
    ScriptAlias
    AddDefaultCharset (HTML の meta で文字セットを指定したいので Off にする)

注意
  2.0.49 から SSL 用のキャッシュファイルの書き込みが User で設定されたユーザの
  権限で行われるようになったようである. そのため, そのユーザが書き込めるよう
  ログ用ディレクトリ (logs) の書き込み属性を設定しておくか, あるいは
  空のファイル logs/ssl_scache.dir および logs/ssl_scache.pag [dbmの場合] を
  作っておいて当該ユーザに書き込み権限を与えておくか, どちらかしないと httpd が
  起動しない.


計算機メモ目次 (目的のページと内容が一致しない場合, 目次から探してください)
海洋大循環分野
daigo@ocg.aori.u-tokyo.ac.jp