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Solaris8 の LP システムにフィルターを追加する
新フィルターの作成
/lib/lp/postscript に Postscript 関連のフィルタはだいたある.
中でも jpostprint はテキストを postscript に変換するのに有用.
ただし LANG=ja などに設定しておかないと Can't iconv_open となって
うまくいかない.
新たに作成する場合は次のことに気をつけること
exit コードが 0 になる.
標準入力でファイルを受け取り, 結果を標準出力で出す.
Sun docs には binary と書いてあるが shell などのスクリプトで良い.
フィルタ定義ファイルの作成
/lib/lp/postscript にあるフィルタを利用するための定義ファイルは
/etc/lp/fd にある. これらのファイルの中でフィルタプログラムや
それにわたすオプション, 入出力ファイルの種類などを定義する.
新たな定義ファイルの作成についてはマニュアルを参考にするべし.
jpostprint が LANG=ja などの環境でないとうまく動かない問題は
/lib/lp/postscript/jpostprint.fd の Command にて env の引数に
LANG=ja を設定して対処できる.
フィルタの登録
フィルタは /etc/lp/filter.table に登録されて初めて lp 経由で利用可能になる.
この登録には次のコマンドを利用する. フィルタ名は重複が無ければ何でも良い.
lpfilter -f フィルタ名 -F フィルタ定義ファイル
jpostprint の場合次のように登録する.
lpfilter -f postprint -F /etc/lp/fd/jpostprint.fd
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